イオン、仏で老舗のビューティケアブランド「イヴ・ロシェ」早期浸透へ

週刊粧業 2020年2月3日号 5ページ

イオン、仏で老舗のビューティケアブランド「イヴ・ロシェ」早期浸透へ
 ナチュラルコスメは消費者の関心の高まりを反映し、化粧品全体を上回る高い成長率を示しており、世界的に今後も成長を続ける見通しだ。一方で、現在のナチュラルコスメのイメージは試してみたい憧れの商品である反面、販路や価格の点で、日本ではまだ敷居が高い面もある。

 フランスのボタニカルビューティケアブランド「YVES ROCHER」(以下、イヴ・ロシェ)は1959年フランスに創業し、60年の歴史を持つ。ナチュラルコスメとしては老舗のフランスで人気のビューティケアブランドである。また、約90カ国に6700以上の店舗を展開する世界的にも知名度の高いブランドでもある。

 天然由来の原料を高配合した高品質、かつ、日常使いしやすい価格帯のイヴ・ロシェは、これまで最も日本市場への導入が切望されてきたブランドのひとつだ。

 イオンは2019年11月15日、首都圏のドラッグストアウエルシアや総合スーパーを中心に、グループ111店舗でイヴ・ロシェ商品の販売を開始した。

 イオンとウエルシアホールディングスの共同出資で設立したイオンレーヴコスメ株式会社(中島裕子社長)が独占販売を行い、取扱品目数39SKUよりスタートし、徐々にカテゴリーを広げ店舗数を拡大していく。イオンはグループとして化粧品販売シェア国内第1位(18年度)であり、GMS、ドラッグストアなど化粧品を取り扱う業態を多彩に展開している。

 お客さまとのタッチポイントであるその店舗網を活かして、早期のブランドの浸透を目指す戦略だ。

 日本初のオーガニックスーパーマーケットビオセボン、日本初のフローズン専門スーパーマーケットピカールなど、フランスのサスティナブルで高品質なライフスタイルを日本の毎日の暮らしの中に紹介してきたイオンが、この度満を持して導入するブランドがイヴ・ロシェだ。

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