フェイスラボ、数年来の営業活動の取り組みで成果

週刊粧業 2020年2月24日号 9ページ

フェイスラボ、数年来の営業活動の取り組みで成果
 フェイスラボは、化粧品・医薬部外品から健康食品まで様々な価値を幅広く提供できることを強みに業容を拡大してきた。

 朝比奈謙太社長に重点施策や今後のビジョンについて話を伺った。

 ――近年の主なトピックスをお話いただけますか。

 朝比奈 ここ数年の営業活動の取り組みが成果につながってきている。市場やターゲットを絞り込み、選択と集中を進める中で取引先とともに成長していくスタイルが定着しつつある。

 近年、医薬部外品のラインナップの拡充に取り組んでおり、新たな承認もおりる予定で、提案できる品目もより充実してきた。

 さらに、メークアップや自然派コスメに強みを持つグループ会社であるエフシー中央薬理研究所との連携の強化に取り組んでおり、顧客向けサービスのさらなる充実にも着手している。

 ――「新たな成長への挑戦」に向けどのようなことに取り組みますか。

 朝比奈 「開発」と「採用」に注力していく。

 近年、大学などの研究機関と連携し、独自素材の開発を進めている。

 希少種である「アルバローズ」から抽出するエキスでは、抗酸化や酸化ストレスによるコラーゲン減少抑制等など複数のエビデンスが蓄積されているが、さらに別の素材の研究を進め、独自性の創出につなげていきたい。

 また、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向け、新卒採用に注力する。自社にマッチした優秀な人材を獲得していきたい。

 ――今年のビジョンをお話ください。

 朝比奈 2020年は相当高い目標を掲げている。より高い目標に全社一丸となってチャレンジしていく中で、仕事のやり方やあり方、考え方が変わり、今まで見えなかったところが見えてくることを期待している。

 今年6月には、福岡出張所を開設する。九州エリアでの対応力を強化し、一層の顧客満足の向上と新規顧客の獲得に取り組み、ビジネスのさらなる拡大を目指す。

 海外市場攻略の足掛かりとして、ドバイBeauty World Middle Eastと中国China Beauty Expoに出展する。

 グループ会社の上海創美健では、自社ECの運営や化粧品NMPAの申請でノウハウを蓄積している中、中国においてOEM受注の獲得を目指していく。


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