HANKYU BEAUTY MAISON、体験型ゾーンで顧客主体を追求

週刊粧業 2020年2月24日号 4ページ

HANKYU BEAUTY MAISON、体験型ゾーンで顧客主体を追求
 エイチ・ツー・オー リテイリング傘下の阪急阪神百貨店は、2019年10月から「阪急うめだ本店」の5~7階を、富裕層を中心とした「憧れアッパーマーケット」の取り込み強化に向けて改装し、20年1月より段階的にリニューアルオープンしている。

 1月21日には、寝具などのリビング用品、インテリア用品、美術品などを展開する7階フロアに体験型ビューティゾーン「HANKYU BEAUTY MAISON(阪急ビューティーメゾン)」をオープンした。

 現在、ゾーンの一部は改装中で、3月25日にフレグランスやラグジュアリーコスメブランドの導入によりリニューアルが完了し本オープンとなる。

2階売場の盛況で新たな課題
カウンセリングニーズに対応

 藤尾瑞子ビューティー営業統括部・化粧品商品部マーチャンダイザーは、「『HANKYU BEAUTY』ではお客様自身が商品によって買い方を選べたり、自身のタイミングで自由に買い物ができたりとあらゆる買い物体験を揃えるサービスの構築に向けて取り組んでいる」と話す。

 近年は、オンラインショッピングの強化とともに、ビューティフロアの多層階化を推進している。

 18年8月に本館のサテライトショップとして阪急三番館・南館1階にオープンした「阪急ビューティースタジオ」も取り組みの一環で、百貨店エントリー層にあたるミレニアル世代やZ世代をターゲットにメークブランドを中心としたブランド構成で展開する。

 スタジオ発のイベントやポップアップなどの企画を実施することで若い世代を中心とした新規顧客の取り込みにつながっている。

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