ポーラ・オルビスグループの研究員がJAXAのイベントに登壇

粧業日報 2020年3月6日号 4ページ

ポーラ・オルビスグループの研究員がJAXAのイベントに登壇
 ポーラ・オルビスホールディングスで化粧品の既存の枠を超えた新価値創出を狙うマルチプルインテリジェンスリサーチセンター(以下「MIRC」、所在地:東京都中央区)の平井優子研究員が、2月13~14日に東京都中央区で開催された国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウム2020にて「衣・食・住・エンタメから広がる新たな宇宙活動-新たな市場への投資価値-」をテーマに、宇宙や地球の未来について議論した。

 ポーラ・オルビスグループでは、「肌を知る」だけでなく「ヒトを知る」ことを通して、世界中の生活者の人生までも豊かに彩る企業を目指し、化粧品の枠にとらわれない新しい価値を創出する挑戦を進める中、2018年には全世界から情報を収集し、最先端技術の導入・深耕をマネジメントすることでオープンイノベーションを進める専任スタッフ(通称:ぶらぶら研究員)を擁するMIRCを設置。活動の一環として、化粧品とは一見大きくかけ離れた「宇宙」を発想の切り口に、肌や界面科学の知見を持つ自社グループの強みを活かすアイデアをグループ横断で考えてきた。

 宇宙で人が当たり前に旅をし、暮らす時代になっても、ポーラ・オルビスグループは一人ひとりの肌・こころ・身体を美しく健やかにしたいという願いから、未来の社会を発想し創造するためのヒントがあふれている宇宙に着目。国境も上下の垣根もない宇宙業界に参入している/参入を目指す機関・企業等とも連携しながら、発展する科学技術をビジネスに活用し、心躍る未来像を描いていく。

 「きぼう」は、高度約400kmの宇宙空間に建設された国際宇宙ステーションの日本実験棟で、同シンポジウムでは、「手の届くところに来た地球低軌道をどう使っていくか」をテーマに、これまでに「きぼう」で生み出された研究成果やイノベーションへの取り組みについて考え、展望するパネルディスカッションなどが行われた。
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