ドラッグストア、業界全体が新しいステージに移行

週刊粧業 2020年3月2日号 1ページ

ドラッグストア、業界全体が新しいステージに移行
 マツモトキヨシホールディングスとココカラファインの経営統合によって業界初の1兆円企業が誕生し、業界全体が新しいステージに移行しようとしている。マーケットがシュリンクする中、ドラッグストアは店舗数・売上とも唯一、成長を持続している。

 業界団体の日本チェーンドラッグストア協会(JACDS、池野隆光会長)は、10兆円産業を標榜するが、食と健康の問題を含め、地域の中で社会的役割を担うことが求められる。

 日本にドラッグストアが誕生したのは1990年代で、業界初の上場企業は90年のマツモトキヨシ(現マツモトキヨシホールディングス)である。だが、当時のマツモトキヨシは都心立地の薬粧店が中心だった。

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