花王、キュレルの事業規模を2025年までに1.7倍へ

訪販ジャーナル 2020年3月9日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 保湿スプレーを中核商品と位置づけグローバル成長を加速
  • 万能な保湿スプレーの投入で新たなステージへ
花王、キュレルの事業規模を2025年までに1.7倍へ
 花王は4月11日、肌荒れ・カサつきを繰り返しがちな乾燥性敏感肌に悩む人に向けて、全身に使える保湿スプレー「キュレル ディープモイスチャースプレー」(医薬部外品、60g1000円前後、150g2000円前後、250g2800円前後)を発売する。2月26日より、一部オンラインショップにて先行発売を開始している。

 海外では、日本での発売以降順次、台湾やシンガポール、香港、ベトナム、マレーシア、タイ、中国での取り扱いを開始する。

 同商品をブランドの中核商品と位置づけ、日本での発売を皮切りにアジアでスピーディーな展開を図ることにより、グローバルでの成長を加速させていく。

 2018年に同社が国内で行った調査では、肌が敏感だと感じている人は顔では約50%、からだでは約45%おり、増加の傾向にあることがわかった。また、乾燥性敏感肌の人は、特定の部位だけでなく、腕、足、背中、腹といった複数の部位が乾燥しやすいことに悩んでおり、一日中乾燥しがちであることもわかった。

 そこで、一年中、一日中、乾燥性敏感肌に悩む人に向けて顔やからだ全身に使える保湿スプレーを新たに開発。「保湿効果」と、いつでも気軽に使える「簡便性」の両立を叶え、生活のあらゆる場面でのスキンケア習慣を提案していく。

 また、「キュレル」がきめ細かく提案するラインアップの中で、同商品を中核と位置づけ、アジアでスピーディーな展開を図る。

 これにより、日本をはじめグローバルでブランドの成長を加速させ、2025年までに「キュレル」の売上高を1.7倍、海外売上比率を約50%まで高めていく。 

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