ユーグレナ、新たなマイクロRNA導入でメラニン生成が抑制

粧業日報 2020年3月27日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 化粧品開発での活用に期待
ユーグレナ、新たなマイクロRNA導入でメラニン生成が抑制
 ユーグレナは、三重大学 大学院生物資源学研究科 伊藤智広准教授との共同研究により、メラニン生成を調節する2種類のマイクロRNA(以下「miRNA」)を発見し、これらの導入により肌細胞におけるメラニン生成が抑制されることを示唆する研究結果を確認した。

 今回の研究成果により、肌細胞におけるメラニン生成を抑制する化粧品の開発に活用することなどが期待される。

 これまでは、皮膚の色素沈着を予防、改善するために、メラニン生成を抑制するビタミンCを経口摂取する方法や、ビタミンC、コウジ酸、ハイドロキノンを皮膚に局所塗布する方法などが用いられてきたが、標的遺伝子の発現を調整する機能などを有するmiRNAを利用して、メラニン生成を抑制し、シミなどの色素沈着を予防、改善する技術開発が望まれていた。

あと70%

続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ユーグレナ、新たなマイクロRNA導入でメラニン生成が抑制

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop