ユニ・チャーム、3つの入口への提案を強化

週刊粧業 2020年3月16日号 8ページ

ユニ・チャーム、3つの入口への提案を強化
 ユニ・チャームのベビーケアカテゴリーは、おむつ・パンツ・下着の3つの入口への提案を強化し、ベビー用紙おむつ市場の維持・拡大を図る。

 おむつの入口への提案として今回は、ゆるうんちストッパーを搭載したテープタイプ「ムーニー エアフィット」を発売する。

 同社の調査によると、初回パンツタイプはテープタイプと同じブランドを使用する割合が72%にものぼる。そのため、テープタイプユーザーのモレ不安を解決することがブランド全体の使用率拡大の大きなカギとなる。

 また、パンツタイプに搭載されている「ゆるうんちポケット」は、満足度93%と好評を得ており、「ムーニー」のパンツタイプはSサイズ期からの使用率が非常に高い。

 同社は、「ムーニー」ブランドの使用率拡大を目指し、テープタイプにゆるうんちストッパーを搭載。テープ・パンツ両タイプのモレ不安を解決することで、テープタイプユーザーを拡大し、同時にパンツタイプ使用へとつなげていく。

 ゆるうんちストッパーは、モレの大きな要因である背中に密着することで、背中モレを防ぐことができる。

 Sサイズ後期の子どもはできることが増え、テープタイプでは不安が残る一方で、親には「パンツタイプはまだ早い」という意識が根強くあるという。

 今回、パンツデビュー応援として、4月上旬からパンツタイプの増量キャンペーンを実施し、早期のパンツ化を促進していく。また、テープ・パンツタイプ合同のTVCMも放映予定だ。

 そのほか、トイレトレーニング紙おむつ「トレパンマン」では、新たにAR機能を搭載したごほうびシールを採用した。シールに専用アプリのカメラをかざすと、ARムーニーちゃんがトイレに誘って応援する。
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