2020年のヘアケア原料、幅広いコンセプトの提案が充実

C&T 2019年12月16日号 49ページ

2020年のヘアケア原料、幅広いコンセプトの提案が充実
 TPCマーケティングリサーチによると、2018年度のヘアケアアイテムの市場規模は前年比0.5%増の4655億円で、人口減少や世帯数の減少にともなって、高付加化価値品の投入によるスモールマス化が進行している。

 また、ナチュラルコンセプトをベースとした商品の登場も相次いでおり、各原料メーカー・商社はこうしたニーズに応える原料・処方の提案に注力している。

 国内では、オーガニックコスメの基準が統一されておらず、消費者のオーガニックコスメに対する意識や知識の浸透が進んでいないため、結果的に積極的なプロモーションには至っていないという側面も見られるようだ。

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