ポーラ化成、環境にやさしく機能に優れた化粧品容器・原料の開発へ

週刊粧業 2020年3月30日号 16ページ

ポーラ化成、環境にやさしく機能に優れた化粧品容器・原料の開発へ
 ポーラ化成工業と日立造船は、杜仲茶の木から抽出する「トチュウエラストマー」を使った化粧品の容器と原料の共同開発を3月より始める。植物由来の成分を適用することで、環境負荷の低い製品の実用化を目指す。

 「トチュウエラストマー」は、落葉樹のトチュウ(杜仲茶の木)から抽出・精製したトランス型ポリイソプレンで、分子量が100万を超えるバイオポリマー。「柔軟性に優れ衝撃に強い」「水をはじく」といった性質をもつことから、日立造船では新しい機能性材料としてさまざまな用途への展開を図っている。

 持続的な社会の実現と、国連が採択したSDGsの達成に向けて、CO2排出や廃プラスチックの削減など環境課題の解決を図る取り組みが求められる中、ポーラ化成工業と日立造船は、化粧品分野においても環境にやさしい容器と原料の開発を進めるべく、国内で初めて化粧品の容器・原料に同じ素材を適用することに挑戦し、「環境に優しい自然に還る容器としての活用」や「高い肌実感機能をもつ化粧品原料としての活用」に取り組んでいく。

あと48%

続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ポーラ化成、環境にやさしく機能に優れた化粧品容器・原料の開発へ

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop