資生堂、専門店事業の新方針を発表

粧業日報 2020年4月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • チャネルの独自価値・事業価値の向上に不退転の決意で取り組む
  • ベネフィークの抜本強化、新たな取引制度導入など踏み込んだ内容に
  • 取引店の資金繰り・販促支援に向け緊急対策を実施
資生堂、専門店事業の新方針を発表
 資生堂ジャパンは、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、中小規模事業者からなる化粧品専門店(プラチナショップ約3600店)への新たな方針を打ち出し、魚谷雅彦社長がビデオメッセージを通じて「資生堂はお客さまにとっての専門店チャネルの独自価値を高め、相互の事業価値を発展・成長させることに不退転の決意で取り組む」という宣言を発表した。

 3月24日より約2週間をかけて、営業担当が魚谷雅彦社長の約18分にわたるビデオメッセージを経営者・オーナーに直に伝えるべく、プラチナショップ約3600店を訪店し、今後の方向性の概略について説明に回った。

 資生堂では、専門店事業において「目指すべきビジョン・戦略のブレ」「チャネル特性を考慮しない政策や柔軟性に欠ける一律のブランド施策」「効率化重視の組織再編による営業力低下」という3つの大きな課題があるとの現状認識に立ち、新たなビジョンのもと、3つの行動指針、6つの基本戦略を策定した。

 今後は、1月1日付で就任した魚谷雅彦社長肝いりの「改革プロジェクト」での様々な議論、取引先からの意見聴取を経て、戦略の詳細を固めていく。

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