資生堂・魚谷雅彦社長、2020年度入社式メッセージ(要旨)

資生堂・魚谷雅彦社長、2020年度入社式メッセージ(要旨)
 資生堂は、2020年4月1日(水)にWeb開催にて入社式を執り行い、資生堂、資生堂ジャパン、グループ会社に計854名が入社した。

 魚谷社長のメッセージ(要旨)は以下の通り。

1.資生堂を通じて社会に役立つ人材に 

 今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、新入社員のみなさんやご家族の安全と健康が最重要であることから、入社式のWeb開催を決断した。このような2020年に入社をされたということを、1つの記憶としてしっかり覚えていていただきたい。

 これから社会人としてのスタートを切る上で、様々な変化の中でも常に自分に何ができるのかを考え、行動し、これから入社する資生堂という会社だけでなく、会社を通じて社会の役に立つ人材になってほしい。そして、一刻も早くこの事態が収束し、元気なみなさんと会社で直接会える日がくることを待ち望んでいる。

2.「美」を通じて、世界中の人々の生活をもっと豊かに 

 私たちは、企業使命を「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」と定めている。

 「美」の力で、世界中のあらゆる方々の生活や人生をよりよく、豊かにしたいという想いのもと、世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーを目指し、世界中の仲間たちが変革に取り組んでいる。

 企業として持続的な成長をするためには、同時に社会価値を高めることも重要だ。環境への取り組みやダイバーシティの実現は、企業にとって、これからの未来を担う若い世代の方々に対する大きな責任である。

 今日から資生堂ファミリーの一員となったみなさんには、その柔軟な感性と発想力を存分にいかしてほしい。「美」の力で、世界をよりよくするにはどうすればよいか、資生堂の社会に対しての責任・存在意義についてともに考え、行動してほしい。 

3.変化を意識し、チャレンジを惜しまない! 

 グローバル化やデジタライゼーションの加速など、世の中の変化は私たちが思っている以上に速い。常に世界を意識しながら世の中のために何ができるかを考え、沢山の挑戦をすることで、自分自身の成長につなげてほしい。

 社員それぞれの個の成長が会社の成長を支える。資生堂には「PEOPLE FIRST」の考えがあり、挑戦する人には積極的にキャリアを開発・発展する機会を提供している。みなさんの将来の夢や人生の自己成長を実現するための場所として、資生堂を最大限に活用してほしい。

 私たちの強みは、人の力と「One Shiseido」という共通の使命感と価値観をもとにした団結力だ。世界中の仲間とともに、今日から一緒に考え、チャレンジをしよう! 
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