花王は、世界的に著名な米国の大手金融専門誌「Institutional Investor」が発表した「The 2020 All-Japan Executive Team」(ベストIR企業ランキング)のHousehold, Cosmetics and Personal Careセクターにおいて、「Best CEO」「Best CFO」「Best IR Professional」「Best Investor Relations Team」の4部門で1位となり、Most Honored Companyに選ばれた。
このランキングはInstitutional Investorが2013年より実施しているもので、世界の機関投資家・証券アナリストの投票結果をもとに、優れたIR活動を行う日本企業を選出している。
同社は、経営陣が経営方針等について投資家に有意義なメッセージを発信していることや、中長期的な企業価値向上への取り組みを伝える財務・非財務情報を統合したレポートを開示していることなどが高く評価された。
今回の選出について、常務執行役員 経営サポート部門統括の上山茂氏は、「花王グループの活動が、世界中の機関投資家・アナリストによるグローバルな視点からも高く評価されていることを示すものであり、大変誇らしく感じている」と語っている。
花王グループは、持続的成長が可能となる基盤構築に向けて、新たな挑戦としてESG(環境・社会・ガバナンス)経営に大きく舵を切っており、2019年4月に公表したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を本格始動させている。
今後もESG活動を含めた取り組みを推進し、公平で積極的なコミュニケーションを通じてこれまで以上に深いエンゲージメントに努めていく。