プレミアアンチエイジング、商品開発で「心地よさ」を重視

週刊粧業 2020年4月13日号 9ページ

プレミアアンチエイジング、商品開発で「心地よさ」を重視
 近年のクレンジング市場ではジェルやバームといったオイルタイプ以外の人気が高まっている。特にバームタイプは2019年に急成長したカテゴリーで、手に取った時は固形だが、肌になじませるとオイルのように溶ける独特の使用感が魅力となっている。

 2010年に発売したクレンジングバームのパイオニアであり、ブームの火付け役となった「DUO ザ クレンジングバーム」について、同社コスメティクス事業本部 商品企画開発部 畑本尚孝部長に話を伺った。

 ――なぜバームという形状を選んだのですか。

 畑本 「DUO」がターゲットとしている大人の女性の肌は、表面は硬いが中はスカスカという特徴がある。摩擦をかけず丁寧に洗浄できて、より肌への負担が少ないものを目指していた。

 また、ただ洗うだけでなく肌にとって良い成分を届け、お手入れの中でより肌のためになることがしたいという想いがあり、古来より薬用成分を皮膚に浸透、留まらせるために用いられてきた軟膏に着目した。

 軟膏の基材は脂のかたまりなので美容成分を非常にたくさん入れることができるというメリットもある。

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