化粧品サプライヤー、協働プロジェクトで消毒用アルコールを寄贈

粧業日報 2020年6月23日号 3ページ

化粧品サプライヤー、協働プロジェクトで消毒用アルコールを寄贈
 新型コロナウイルスの感染拡大の対策支援として、原料、容器・パッケージ、OEMといった化粧品関連サプライヤー8社が協働し、「皆で手をつなごうプロジェクト」を立ち上げ、3月中旬から5月にかけて自治体、教育機関、介護施設、医療機関などに手指用消毒アルコールを寄贈した。

 プロジェクト参加企業(50音順)は、アンズコーポレーション、岩瀬コスファ、戎屋化学工業、グラセル、スハダコスメチックス、竹本容器、東洋ビューティ、本州印刷の8社となっている。

 化粧品OEM事業を展開するアンズコーポレーションは、大阪府下を中心とした小学校・幼稚園、老人介護施設、医療機関(来院者用)、そのほか仕入先や取引先などに、消毒用アルコール150~250mLサイズ計8万6000本、10Lサイズ計2650個を無償提供したという。

 同社の山田昌良社長は「消毒用アルコールが市場に出回ってきたこともあり、寄贈は5月で終了した。製品(ハンドクリーンローション)は指定医薬部外品を取得しているので、要望があれば一般販売にも対応していく」としている。

 また、同じくOEM事業を展開する東洋ビューティ、スハダコスメチックスもHPで今回の活動を報告している。

 スハダコスメチックスは、消毒用アルコールの安定供給に向けて、保湿成分ヒアルロン酸を配合した消毒用アルコール「ハンドクリーンジェル」(100mL・880円)の販売を開始している。
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