【百貨店特集】体験価値を高める売場づくりが活発化

C&T 2020年3月16日号 10ページ

【百貨店特集】体験価値を高める売場づくりが活発化
 日本百貨店協会が発表した「全国百貨店売上高概況(2019年1~12月)」によると、2019年の百貨店年間売上高は既存店ベースで前年比1.4%減の5兆7547億円となり、2年連続のマイナスとなった。

 直近の「全国百貨店売上高概況(2020年1月)」では、2020年1月の百貨店月間売上高が前年同月比3.1%減の約4703億円となり、4カ月連続でマイナスしている。

 百貨店の化粧品売場においても、拡大基調にあったインバウンド売上の伸び率が鈍化し、ラグジュアリーブランドを気軽に試せるセミセルフショップが台頭するなど、取り巻く環境は一段と厳しさを増している。

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