ポーラ・オルビスHD 2020年第1四半期、減収減益

訪販ジャーナル 2020年6月8日号 1ページ

ポーラ・オルビスHD 2020年第1四半期、減収減益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2020年12月期第1四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比17.4%減の433億1600万円、営業利益が70.4%減の20億600万円、経常損失が1億5400万円(前年同期は65億2500万円の利益)、四半期純損失が12億4600万円(同41億5700万円の利益)となった。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、ポーラが大幅な減収(△69億6400万円)となった。Jurlique、THREEも百貨店来店者数の減少により苦戦した。売上原価率はポーラの売上構成比、高価格帯の売上構成比が低下したことで16.4%(前期同期:15.3%)となっている。販管費は、販売関連費をコントロールし、前年並みに抑えたものの、人件費、管理費等が増加した。その結果、営業利益率は4.6%(前年同期:12.9%)に落ち込んだ。

 同社では、第1四半期における新型コロナの売上影響について、ポーラで約65億円、オルビスで約7億円、Jurliqueで約8億円、THREEで約10億円、合計で約90億円にのぼるとみている。

 営業利益についても、費用の効率化を図ったものの、粗利減の影響が大きく約40億円の影響があったと試算している。

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