香栄興業、海外供給リスク減らす試みを実施

週刊粧業 2020年6月8日号 8ページ

香栄興業、海外供給リスク減らす試みを実施
 香栄興業(本社=東京都千代田区、岡本聡志社長)では、昨年1月に施行された中国新EC法や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、市況が悪化する中、付加価値製品の育成に注力することでこの難局を乗り越えようとしている。

 昨年は、CITE Japan 2015で初披露目以降、提案の強化に努めている「発酵原料」の認知が広まり、採用事例が増え、好調に推移した。発酵エキス化することで機能性が高まり、独自素材の幅が広がることを訴え、さらなる採用件数の増加を図っていく。

 今年は、国産原料を徐々に充実させ、海外供給リスクを減らす試みを実施し、安定供給体制の強化に努める。近年、環境対応素材としてオーガニック素材の充実を進めてきた中、特にストーリー性がある素材をピックアップし、提案を強化していく。

 また、農産物加工時のバイプロ(副産物)などの活用を積極的に開始し、供給者・利用者ともにメリットがでるような持続可能なビジネスモデルを徐々に確立しつつある。

 約10年前よりスタートしている栽培から収穫、加工、分析までを行う「産地直送」によるカスタムオーダー特注原料の取り扱いをさらに広げ、サステナブルな化粧品素材の供給にも取り組んでいく。

 下期に向けては、化粧品技術者に役立つ情報を集めたデータベースサイト「Cosmetic info」なども活用しながらオンラインサービスの拡充を図るとともに、スタッフのオンライン対応にも注力していく。

 さらに、IFSCCを視野に入れた最新技術の確立や、SDGsを視野に入れた原料開発、刻々と変わる時代に対応したマーケティング戦略の構築にも努めていく。

 昨年に引き続き、「お得意様との共生」という企業理念のもと、「新しい情報を集め、新素材を開発し、斬新な企画を提供することで、お客様とともに発展していく」(藤倉努取締役)ことを目指す。
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