ナチュラルで高機能なリポフラーレンN
美容レーザー後の炎症改善効果を確認
リポフラーレンNのエイジングケア効果については、ビタミンCの250倍以上ともいわれるフラーレンの強力な抗酸化力により、美白や保湿、シワ・ニキビ・毛穴・赤みの改善、ヘアケアやスカルプケアなどの幅広い美容効果が期待される。
「『BSB Innovation Prize Awards 2020』の機能性原料部門で銀賞を獲得することができたのも、サステナビリティや環境にも配慮したうえ、さらにナチュラルで高機能という点が受賞の大きなポイントになった」(林社長)
リポフラーレンNが新たに取得したエビデンスデータとしてはこのほど、表皮に働きかけてキメを改善する美容レーザーによって炎症を起こした肌に、リポフラーレンN配合品を塗布した結果、無塗布と比べて早期に炎症を抑え、肌のキメを改善する効果が確認された。
この研究成果は、今年5月にアメリカで開催された医学用レーザー業界で最も権威のあるアメリカレーザー医学会にて発表された(新型コロナによりWeb開催)。
「植物由来フラーレンはまず、リポフラーレンNから切り替えたが、他のフラーレン配合原料についても、今年の秋以降から植物由来に切り替えを開始する。当社のフラーレン原料を全て植物由来にすることで、企業としてサステナビリティや環境を重視する姿勢を示したい」(林社長)
同社では新型コロナの対応の一環で、同社のメルマガ会員に向けて5~15分のWebセミナーを4月2日から火曜日・木曜日の週2回実施している。
同セミナーでは、フラーレンの持つ高い抗酸化力などの豊富な効果効能エビデンスに加えて、植物由来フラーレンの開発経緯などを紹介している。
「当社の考えとして、今後の化粧品に求められていくのは、『ナチュラル』『高機能(エビデンス)』『サステナブル・エコ・クリーン』の3つにあると捉えている。
ジェネレーションZと呼ばれる1990年代生まれが他の世代の消費行動にも大きな影響を与えており、ブームメーカーの彼らが今後求めていくものはナチュラルで高機能、かつサステナブルな化粧品だ。
ナチュラルにおいては、ISO16128やエコサートなどの国際基準の認知が広まってきている。
高機能(エビデンス)に関しては、従来のようにブランドイメージだけでは消費者が化粧品を購入するには至らず、ネット等で機能性やコンセプト、ブランドの考え方を入念に調べたうえで商品を選択する消費者が益々増えていくだろう。
そして、サステナブル・エコ・クリーンに関して言えば、クリーンビューティのような環境保全や社会貢献をも意識したブランドに共鳴する消費者が増えている。国内外の大手メーカーが相次いでクリーンビューティを訴求したブランドを展開し始めており、今後はさらにニーズが高まっていきそうだ。
このような『ナチュラル』『高機能』『サステナブル・エコ・クリーン』といった消費者のニーズに対し、リポフラーレンNは全て応えられる原料といえる。顧客企業の化粧品に新たな付加価値を提供することで、喜んでもらえれば嬉しい限りだ」(林社長)