化粧品原料メーカー・商社、サステナブル盛り込んだ原料を提案

週刊粧業 2020年6月8日号 1ページ

化粧品原料メーカー・商社、サステナブル盛り込んだ原料を提案
 週刊粧業では、毎年夏と冬の年2回にわたって化粧品原料特集に取り組み、各社の動向や最新状況をまとめている。

 今回の取材では、ナチュラル・オーガニックなどを含む肌や地球にやさしいことを意識し、新たな価値を付与した原料が目立った。

 1面では、総勢24社の協力のもとで見えてきた市場のトレンドを考察する。

機能性を前提に人と環境に配慮した
原料の提案が進む

 化粧品業界にとって昨年は「ESG・SDGs元年」と言われ、社会や環境を意識した経営戦略なしには企業価値を向上させる長期ビジョンが描けないという認識が広く浸透した。

 特に、昨年末に国内最大手の資生堂が米・スキンケアブランド「ドランクエレファント」を買収すると発表して以降、多くの企業が人にも地球にもやさしい「クリーンビューティー」ブランドの展開を進めている。

 さらに、昨年は「エコサート」「コスモス」といったオーガニック認証の認知が一般消費者まで広く進んだ年になったと言われており、市場における環境配慮への意識も急速に高まっている。

 この背景として、欧州を中心に社会課題に関心が強いと言われるZ世代が消費行動をリードし、その流れが日本にも波及していることが挙げられる。

 今回の特集を通じ、こうした潮流が化粧品原料市場にも色濃く反映されていることがわかった。

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