オルビス、医療従事者へ化粧品や宅配ボックスを無償で提供

粧業日報 2020年6月30日号 5ページ

オルビス、医療従事者へ化粧品や宅配ボックスを無償で提供
 オルビスは、特定非営利活動法人ジャパンハートが運用する「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を活用し、新型コロナウイルス感染症患者の医療活動を行っている医療機関85カ所に、オルビスのビューティー商品3種類とオリジナル宅配ボックスを無償で提供した。

 ジャパンハートは、新型コロナウイルス感染症拡大により迫り来る医療崩壊を防ぐため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、クラウドファンディングやチャリティオークションを通して約1万5000人から約1億5000万円の資金を調達。その資金で200万枚の医療用マスクを調達し、現在700以上の医療機関に配布している。

 一方、医療機関へのマスクの提供を行う中で、マスクだけではなく、防護具を含む様々な医療資材が不足していることに加え、医療機関が様々なニーズや課題に直面していることを実感した。

 そこで、平時の時から様々な企業と医療機関をつなぎ、有事の際に迅速に医療機関からのニーズを吸い上げ、様々な支援の可能性を持つ企業とを速やかにつなぐことができるプラットフォーム「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を4月28日に立ち上げた。

 オルビスは「決して評論家になることなく今自らができることを少しでも実行していくことが必要」という思いから、ジャパンハートを通じて、スキンケアという側面から医療者を支援することを決めた。

 また、医療従事者のStay Homeができない状況で荷物も受け取れない現状を踏まえ、オリジナル宅配ボックスの無償提供も行う。
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