2020年上期の男性化粧品市場、外出自粛や休業で全般的な落ち込み

週刊粧業 2020年6月15日号 1ページ

2020年上期の男性化粧品市場、外出自粛や休業で全般的な落ち込み
 2020年上半期の男性化粧品市場は、新型コロナウイルスの影響から、一時的に大幅な落ち込みが見られている。外出自粛に加え、4~5月にかけて首都圏のバラエティストアでも休業が発生したことなどが影響している。

 一方、コロナ以前の1~3月はオールインワン美容液や洗顔シートが牽引役となり、男性化粧品市場は前年を上回った。そのため、6月以降には需要が戻り、「徐々に上向いてくるだろう」(メーカー)という見方もある。

 さらに暑夏が予想される今年は、フェイスケアやボディケアの売上回復にも期待がかかる。

フェイシャル・ボディペーパー
暑夏を見込み、回復に期待

 マンダムが算出した4月の男性化粧品市場の最新実績は、ヘアスタイリングが前年比28.5%減の12億8700万円、スカルプケアが0.7%減の34億7900万円、フェイスケアが1.6%減の19億9000万円、ボディケアが20.9%減の14億4300万円となっている。

 スカルプケアを除く、3カテゴリーでは外出自粛による生活者の行動変化が大きく影響する結果となった。

あと76%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 2020年上期の男性化粧品市場、外出自粛や休業で全般的な落ち込み

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop