ホシケミカルズ、ウィズコロナ対応の高需要化粧品OEMで参入支援

週刊粧業 2020年6月22日号 9ページ

ホシケミカルズ、ウィズコロナ対応の高需要化粧品OEMで参入支援
 化粧品・医薬部外品・健康食品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、業界参入を目指す新規クライアントに向けて、新型コロナウイルスとの共存(ウィズコロナ)をテーマに、1品からでも参入しやすく、今後の需要が高まることが期待されるアイテムのOEM提案に注力している。

 手荒れ対策品の「ハンドクリーム/ハンドジェル」は、単に手を保護するだけでなく、気持ちをリフレッシュする香りも付与した製品で、今年3~4月にかけて引き合いが高まっているという。

 このほか、「CCクリーム(医薬部外品、写真)」は、繰り出し式のスティックタイプで男性でも扱いやすいため、オンライン会議で活躍するメークアイテムとして、業界参入を図る新規クライアントから問い合わせや採用が増えている。

 「最近の傾向としては、非接触の通販チャネルのみで新規参入を目指す企業が増えている。通販チャネルでは、効果効能の訴求によって商品の付加価値を高めることが重要だ。当社では新規参入を目指すクライアントのサポートに特化した専任担当者が在籍し、機能性データを広告で訴求できる医薬部外品をOEMで提供するだけでなく、デジタルコミュニケーションで効果的な広告制作のアドバイスを行い、販促もサポートしている」(企画開発室広報 平地祥子氏)

 企業のサポート実績では、アパレルやライフスタイル雑貨関連の企業を中心に、ここ数年受注が拡大傾向にある。最近では在宅時間の増加に伴い、エステサロンからホームケアをメインとした基礎化粧品やマッサージ製品のOEM受注が活発化している。

 また、「海外輸出を想定した新規参入の問い合わせが増えてきている」(平地氏)ことから、沖縄ヤマト運輸と連携し、那覇空港に隣接する沖縄グローバルロジスティクスセンター内に日本初の化粧品保税工場である「沖縄充填工場」を構え、海外輸出を見据えて業界参入を目指す新規クライアントから相談が数多く寄せられている。

 同工場では、ヤマトグループの物流ネットワークを活用し、製造から物流、通販サイト運営、販促支援などを行っている。2018年12月にハラール認証を、2019年1月にエコサート・コスモス認証をそれぞれ取得し、国内企業のみならずアジアやオセアニアなど海外企業からのOEM受注にも幅広く対応している。

 「輸出に関しては国ごとのレギュレーションや通関、さらにその時々の社会情勢が大きく影響するが、そうした点にも柔軟に対応できることが当社の大きな強みだ」(平地氏)
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