証券アナリスト 佐藤和佳子氏に聞く、2020年下期の化粧品業界展望

訪販ジャーナル 2020年7月6日号 1ページ

2020年6月29日 10時00分

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 国内化粧品業界は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、厳しい局面を迎えている。

 中国を中心としたインバウンド消費の減少により、国内事業は純粋な内需を重視する傾向が強まってきた中で迎えた2020年、日本国内では1月下旬からの感染拡大により化粧品各社の業績に大きな影響を与えている。

 日用品業界にはマスクや消毒アルコール、ハンドソープなどを中心に特需を起こした一方、化粧品業界は百貨店・大型商業施設の休業や、それにともなう外出自粛で需要が減少した。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・インベストメントリサーチ部の佐藤和佳子シニアアナリストは、「約25年間、化粧品業界を見てきた中で、このような事態は初めてだが、ニューノーマルの時代を迎え、新たな生活様式に対応した、各社の変化に期待したい」と話す。

2020年は10月以降に回復も
メーク・高額品の苦戦長期化か

 ――新型コロナウイルスのパンデミックが起きる前、2020年の国内化粧品市場をどう予想していましたか。

 佐藤 2020年の国内化粧品業界は、もともと前年より厳しくなると予想していた。当初予想は純粋な内需が前年比2%減、インバウンドが約30%減と見ていた。

 中国で感染が拡大していた頃も、ここまで状況が悪くなるとは予想できなかった。

 日本国内でコロナ感染拡大が加速する前は、コロナ感染は中国の問題と捉え、日本の化粧品会社の中国事業とインバウンドの動向を注視し、内需に関してはそれほど深刻に捉えていなかった。

 2月に中国市場が厳しくなり、3月頃から感染拡大は欧米、さらには全世界に広がり、見通しがつかない状況である。

 内需に関しては、昨年は消費増税前の駆け込み需要の恩恵が各社ある程度あったようなので、上期の特に7~9月期(2Q)を中心にその反動の影響が出てくるものと思われる。

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