同社では、テラサイクルジャパン合同会社と2015年より提携し、プラスチックごみ削減に向けた取り組みとして、使用済みハブラシを回収・リサイクルする「ハブラシ・リサイクルプログラム」を展開している。
「ハブラシ・リサイクルプログラム」は、日常的に使うハブラシを「ごみ」ではなく「資源」として回収してマテリアルリサイクルをし、植木鉢などの新たなプラスチック製品に再生する取り組みで、プラスチックごみの削減、再生資源の活用推進に役立つために立ち上げられた。
学校での環境教育やSDGs活動の一環として回収活動が展開されているほか、気軽にできるリサイクルプログラムとして、公共施設、歯科医院、ドラッグストア、民間企業などが活動に参加している。
同プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ・リサイクルプログラム」ホームページから参加登録し、回収ボックスなどを設置してハブラシを集める。使用済みハブラシが200本(約2kg)以上集まったところで回収し、その回収量に応じてテラサイクルポイントが付与される。このポイントは、植木鉢等のリサイクル製品への交換や任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することも可能だ。
募集テーマは「使用済みハブラシでつくる新しいリサイクル品を考えよう」で、コンテストでは、植木鉢以外のプラスチック製品のアイデアデザインを募集する。使用済みハブラシから、こんなものができたらいいなと思うものや、家庭・学校・地域にあるといいなと思うものをポスター(A3もしくはA4サイズ)に描いてもらう。
コンテストでは、それぞれの部門(未就学部門、小学校低学年部門、小学校高学年部門、中学校部門、高等学校部門)ごとに、最優秀賞、優秀賞各1名、佳作3名を選出する。