日衛連、生活者の安心提供へマスクのJIS規格化を目指す

粧業日報 2020年7月10日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 全国マスク工業会への入会希望は布マスク事業者含め300社超に
日衛連、生活者の安心提供へマスクのJIS規格化を目指す
 日本衛生材料工業連合会(高原豪久会長、略称=日衛連)は6月18日、第82回通常総会後に記者会見を開き、今年度の事業計画や役職人事の報告とともに、コロナ禍でのマスクの供給状況・対応について説明した。

 例年、総会後に実施する講演会と懇親会は感染防止のため中止した。役職人事では、日衛連副会長に高津敏明氏(全国救急絆創膏工業会会長、ニチバン社長)、環境委員長・常任理事に澤田道隆氏(花王社長)、財務委員長・常任理事に一橋俊司氏(ハクゾウメディカル社長)が新たに就任した。

 また、日衛連は今年12月28日に設立70周年を迎える。周年記念行事は実施する計画で進めているという。

 高原会長は会見で、1月下旬からの新型コロナウイルス感染拡大と、それにともなうマスクや除菌ウエットティシュなどの急激な需要拡大やサプライチェーンの一時的な途絶の影響に触れ、「パンデミック時や大規模災害時の衛生製品の素早い供給と安定供給体制の構築は、今まで以上に重要な喫緊のテーマとなっている」と述べ、「新たにマスクの日本産業規格(JIS)化に向けて本格的に取り組んでいく」ことを報告した。

 現在のマスクの自主基準をベースにJIS原案を作成し、1年以内での制定を目指す。

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