【業界競争に打ち勝つためのIT活用のすすめ(第3回)】BtoB ECが受発注の常識を変える

週刊粧業 2020年5月25日号 12ページ

【業界競争に打ち勝つためのIT活用のすすめ(第3回)】BtoB ECが受発注の常識を変える
 企業間の受発注のやり取りは、未だにメール・電話・FAXが主流ですが、将来的なFAXの動向や、手作業により人的ミスが発生しやすいことを踏まえ、自動化し、効率化を図る動きが出ています。

 業界や企業独自のEDIなどもありますが、昨今BtoBのECサイトが注目されています。ネットショッピングの企業取引版で、EDIと違い発注者側に構築コストがかからない点も広がっている理由です。

 発注者側は、企業ごとのID・パスワードでログインし、PCやスマートフォンなど端末を問わず、ネットショッピング感覚で発注できるのがメリットです。発注後の注文状況や、価格、在庫状況なども確認でき、問合せやその対応時間も削減できます。

 BtoCであれば販売価格は一律ですが、BtoBでは取引先によって価格や販売商品が異なることも多々あります。BtoB専用のECサイトであれば、取引先ごとの専用画面で表示分けができ、営業・営業事務の負荷が下がります。

 ERPシステムと連携することで、入力の手間やミスの削減などにつながり、EC化率(EC利用率)が上がれば費用対効果は明らかです。

 当社では基幹システムのみならず、こうしたBtoBのECサイトもセットで提案が可能です。既存の基幹システムとの連携にも柔軟に対応できます。ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

 次回は、ECサイトを活用したお客様事例のお話です。

風間翔平(株式会社アイル ITプランナー)
アイル開発の販売・在庫管理システム「アラジンオフィス」、企業間の受発注取引専用ECシステム「アラジンEC」などを提供。
化粧品・日用品業界特有の業務に精通し、企業の潜在課題に適したシステム提案に定評。前年度の新規受注件数は社内トップ。
年間30社以上の業務改善の相談に応じている。
アイル問い合わせ:0120-356-932/webmarketing@ill.co.jp
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