ライオン、生物多様性保全活動を全事業所でスタート

粧業日報 2020年7月27日号 6ページ

ライオン、生物多様性保全活動を全事業所でスタート
 ライオンは今年6月、福岡オフィスにおける博多湾自然環境保護活動支援の開始をもって、全15事業所での生物多様性保全活動を実現した。これにより、全事業所での活動を本格的にスタートすることとなった。

 同社では、持続可能な社会の実現に向けて、「脱炭素社会」と「資源循環型社会」の実現、自然との共生に取り組む一環として、生物多様性保全活動の活性化を掲げており、2020年に国内のグループ会社の全事業所での実施を目標としてきた。

 同社の事業活動は自然環境や生物と深いつながりがあることから、これまで自然の恵みを持続的に享受するため、環境への負荷を減らすなど、生物多様性に与える影響をゼロに近づける取り組みに力を入れてきた。

 その上で、自然には地域ごとに個性があり、それぞれの地域特性に応じた生物多様性の保全活動と持続可能な利用が重要と考え、近年では、工場やオフィスが立地する地域の生物多様性を積極的に守るべく、地域団体やNPO法人と共同で、森林整備や生物多様性保全活動に力を入れている。

 生物多様性保全活動に事業を通じて取り組むためには、従業員一人ひとりの意識が高まることが大切であるため、従業員一人ひとりが生物多様性保全活動に参画することを目指し、各事業所において、それぞれの地域の課題に対応したテーマを設定し、地域と連携した持続的な活動を推進してきた。

 生物多様性保全活動は、2003年に小田原工場にて酒匂川水系のメダカの繁殖、ホタルの育成の活動からはじまり、2020年6月に福岡オフィスでの海岸清掃(ラブアース活動)を通じた博多湾自然環境保護活動支援の開始をもって、全15事業所での生物多様性保全活動を実現した。
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