化粧品各社、Z世代をターゲットにマーケティングを積極化

週刊粧業 2020年7月6日号 26ページ

化粧品各社、Z世代をターゲットにマーケティングを積極化
 海外では「ジェネレーションZ」と呼ばれるZ世代は、概ね1990年代半ばから2000年代前半に生まれた世代を指す。

 その前世代であるY世代(ミレニアル世代)は1989年頃~1995年頃に生まれた世代とされており、Z世代に関する考察ではミレニアル世代との共通点や違いについて言及されることも多い。

 以前は、ミレニアル世代とZ世代をひとくくりに捉える傾向もあったようだ。

 しかし、両世代を取り巻くデジタル環境や社会変動の違いから、近年では新たにZ世代を捉え直し、各社は様々なアプローチで、Z世代の取り込みを図っている。

情報リテラシーの高まり
インフルエンサーに親近感

 総務省統計局発表の人口推計によると、2020年6月1日時点で、Z世代(15歳~24歳)にあたる人口は1218万人となっている。

 超少子高齢化社会である日本では、現状の構成比はさほど大きくはないものの、世界では最も影響力の大きい購買層として注目を集めている。

 Z世代は、彼らを取り巻いてきたデジタル環境や社会情勢の特異性から、新たなアプローチが検討されるようになった。従来のSNSを通じたプロモーションについても、よりZ世代を取り込むための効果的な施策が検討されている。

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