カネボウ化粧品、KANEBOから新発想のベースメーク

週刊粧業 2020年7月6日号 18ページ

カネボウ化粧品、KANEBOから新発想のベースメーク
 カネボウ化粧品は9月4日、グローバルプレステージブランド「KANEBO(カネボウ)」から、化粧下地とファンデーションを混ぜて使うことで肌の色や質感をコントロールする新発想のベースメークなど、新商品・限定品(9品目36品種、800~6000円)を発売する。

 2020年秋は、従来の化粧下地の上からファンデーションを重ねて肌悩みをカバーするという考え方にとらわれず、2品を混ぜる使い方や幅広い仕上がりを提案。肌の色や質感をコントロールすることで表現の幅を広げ、一人ひとりがもつ個性を魅力的に引き出す。

 「フュージョンフィット ウェア」(8色各30 mL6000円)は、肌そのものが美しくなったかのように、みずみずしい艶肌に仕上げるファンデーション。

 塗布した瞬間、肌に溶け込むように密着する極薄膜が、肌のくすみや凹凸、毛穴をカバーしながらも、クリアで艶のある仕上がりを演出する。

 さらに、肌にある成分に近いアミノ酸誘導体を含む成分でコーティングされたハイブリッドピグメント(顔料)により、濁らずクリアな美しい発色が続く。

 「パフォーミング ドロップ」(3色各25 mL3000円)は、なりたい肌仕上がりに合わせて、質感や血色感を自由に表現できる化粧下地。

 フュージョンフィット ウェアと混ぜて使うことで、肌の色だけでなく質感もコントロールし、透明感と抜け感のある仕上がりを演出。表現の幅を広げ、肌印象を自在に操る。ラディアントブラック(黒)・ヴァイブラントレッド(赤)・ミスティホワイト(白)の3色のバリエーションで、通常の化粧下地としてファンデーションの前に使用できる。

 「7月より、店頭には全ての新商品を設置できる販売台を設置し、店頭紹介を開始する。『下地+ファンデーション』の新提案により、ベースメークの新規愛用者を増やしていきたい」(同社)
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