ポーラ、オンラインカウンセリングの導入で顧客とのつながりを深化

週刊粧業 2020年7月6日号 12ページ

ポーラ、オンラインカウンセリングの導入で顧客とのつながりを深化
 ポーラでは、美容のスペシャリストであるビューティーディレクターが顧客に寄り添い、リアルな空間での対面コミュニケーションを通じて対話しながら顧客のニーズを引き出し、つながりを深めていくことを大切にしている。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、リアルな空間で対面する機会が大きく失われた。

 そこで同社ではこれを機に顧客とのつながりを深める新たな取り組みとして、「オンラインカウンセリングサービス」を5月からスタートし、9月までに全国で1000ショップへの導入を目指している。

 同サービスの具体的な取り組みと、コロナ禍で需要が拡大した商品などについて、山口裕絵執行役員・商品企画部長(商品・宣伝・デザイン担当)に話を伺った。

 ――コロナ禍で需要が拡大した商品と、貴社で推進・強化した取り組みをお聞かせください。

 山口 特に免疫関係のアイテムへの需要が高まり、進化型ビタミンCを配合した「リポタイプC」が一時欠品となったほか、飲むホワイトショット「ホワイトショットインナーロック」などのサプリメントが健闘した。

 このほか、今年3月2日に発売した日やけ止めで、B.Aプロテクターがリニューアルしてさらに進化した「B.Aライトセレクター」は、コロナの影響で多くの人が外出自粛を余儀なくされた中、3~5月の3カ月の売上が昨年同時期に発売したB.Aプロテクター単体の売上を超え、苦戦が予想された中でも非常に健闘している。

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