サラヤ、インドの衛生関連メーカーを買収

粧業日報 2020年8月6日号 7ページ

サラヤ、インドの衛生関連メーカーを買収
 サラヤは7月6日、インドで衛生関連商品を製造・販売するMystair Hygiene Care Pvt Ltd.(以下「ミステア社」)の株式を70%取得、社名を「Saraya Mystair Hygiene Care Pvt Ltd.」(以下「サラヤミステア」)に変更し、今後、日本の技術を活かした衛生関連製品を同国市場へ供給していく。

 ミステア社は、首都ニューデリー近郊のグルガオン地域に本社を構え、インドの8つの主要都市に8営業拠点と、洗剤を製造する本社工場、トイレットペーパーなどの紙製品を製造する製紙工場の合わせて3カ所の製造拠点を展開。空港や航空会社、鉄道会社、病院チェーン等を主要顧客とする衛生関連商品のリーディングカンパニーの1社だ。

 現在のCOVID19により、インドでも衛生・手指消毒に対する意識が飛躍的に高まっており、ミステア社を買収することにより、同社が培ってきた衛生製品の製造・販売ネットワークとサラヤの研究開発力によるシナジー効果を最大限に引き出す。今回、世界の市場として急拡大しているインドでの事業をさらに発展させるべく、衛生事業のさらなる進展を試みるミステア社と協議、買収に合意した。

 更家悠介社長は、「ミステア社は、健康・衛生に関する意識が高まり、急速に発展しているインド市場を開拓するためのエキサイティングなプラットフォームを提供してくれる。今後は、サラヤの技術力でインド市場に貢献することで、現地でのサラヤブランド浸透に注力していく」とコメント。インド圏での事業拡大を目指し、商品を通じインド国内の衛生環境の向上に努めていく。
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