コーセー、2021年3月期第1四半期は減収減益

粧業日報 2020年8月25日号 3ページ

コーセー、2021年3月期第1四半期は減収減益
 コーセーの2021年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比26.5%減の600億5700万円、営業利益が91.6%減の11億1300万円、経常利益が88.0%減の15億6300万円、純利益が81.1%減の15億9100万円となった。

 アジア(韓国・中国)での販売が好調だったものの、新型コロナ感染症拡大の影響により国内の業績が低迷した。

 一方、売上高の急減に加え、売上原価率の上昇、人件費・管理費の増加に見舞われたものの、コストコントロールの徹底(広告宣伝費:▲25億円、販促費:▲21億円、運賃:▲2億円等)により、11億円の営業利益を確保している。

 売上高の増減要因は、アジアが+7億円、免税が+16億円、タルトが▲16億円、日本が▲153億円、インバウンドが▲62億円、為替が▲7億円となっている。

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