ライオン、LOHACOと共同でIoTハブラシのテスト販売を開始

週刊粧業 2020年9月7日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 子どもが歯みがきを飽きずに長く続けられる工夫が随所に
  • 子ども一人ひとりに合った習慣化のサポートを実現
ライオン、LOHACOと共同でIoTハブラシのテスト販売を開始
 ライオンは、ハブラシにアタッチメントをつけて専用のアプリと連動させることで、子どもが自主的にきちんとした歯みがきを続けることを可能にするIoTを活かした商品サービス「クリニカ Kid's はみがきのおけいこ」(アタッチメント本体1個、microUSBケーブル1本(1m)、クリニカ Kid's ハブラシ 3~5才用(イエロー)1本、品質保証書付取扱説明書1部、販売価格:1万1000円)を始動する。

 9月9日よりテストマーケティングとして、アスクルの日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」を通じた販売を開始する。

子どもが歯みがきを飽きずに
長く続けられる工夫が随所に

 女性活躍推進や、テレワークの推奨といった働き方改革が進む中、育児においては子どもの自立・自発的な生活習慣を定着させるニーズが高まりつつあるが、幼少期の子どもは本能的にハブラシを口に入れることを避ける傾向にあり、子どもに「歯みがき」の習慣を教えることは、親にとって物理的にも心理的にも負担感が大きく、子育てにおける1つの大きな課題になっている。

 そこで今回、小児歯科専門家の指導のもと、加速度センサーを内蔵しハブラシの動きをセンシングできるアタッチメント本体を開発し、さらに絵本研究家のアドバイスも受けながら、子ども自身が「歯みがき」の大切さを理解し、やりがいや上達を実感できる絵本型コンテンツのスマートフォンアプリを開発した。



 IoTハブラシをアプリに連動させるだけで、加速度センサーにより、みがく位置とみがく速度をセンシング、対象とする子ども一人ひとりのブラッシングのデータが蓄積される。

 上手に歯みがきができたかを点数で評価するので、子ども自身が上達を実感でき、親は重点的に仕上げみがきする場所がわかる。

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