花王、加齢や紫外線によるMFAP-4量の減少をヒト皮膚で初めて確認

粧業日報 2020年10月6日号 3ページ

花王、加齢や紫外線によるMFAP-4量の減少をヒト皮膚で初めて確認
 花王生物科学研究所は、皮膚においてエラスチン(弾性線維)の形成に必須のミクロフィブリル結合タンパク質4(Microfibrillar-associated protein 4、以下「MFAP-4」)の量が少ないと皮膚弾力性が低いこと、加齢や紫外線でMFAP-4量が減少することを、初めてヒト皮膚で定量的に確認した。

 今回の研究成果は、「第84回日本皮膚科学会東部支部学術大会」(2020年8月22~23日、オンライン開催)にて発表している。

 同社は、シワ形成の一因として真皮のエラスチンの重要性にいち早く着目し、30年以上にわたり研究を重ねてきた。エラスチンは、主にエラスチン分子が積み重なってできたタンパク質複合体で、ゴムのように弾性の高い構造をもち、皮膚の弾力性の維持に重要な役割を担っている。

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