花王、バブから「湯質を変える」新たな提案

週刊粧業 2020年9月14日号 10ページ

花王、バブから「湯質を変える」新たな提案
 入浴剤「バブ」ブランドを展開する花王は、「お湯質を変える」発想で、「バブ」のベーシックシリーズを8月29日に改良発売した。

 新たな「バブ」シリーズは、水道水中の塩素を除去し、素肌と同じ弱酸性にすることでさら湯よりも肌をいたわる湯質に変える。

 既存品の改良とともに、湯色が無色透明・無着色の「クリアタイプ」と乳白色の「ミルキータイプ」の無香料タイプを新たに発売した。

 同社は、生活者への調査を進める中で、地球温暖化による暖冬傾向や住居環境の変化、浴室の進化などを背景に「長期トレンドでみると、入浴剤の基本スペックである体を温めたいというニーズは減少傾向にある」ことを突き止めた。

 「温浴効果だけではない、新しい入浴剤価値が求められている」。そう考え、16年頃より新たな価値創出に向けた開発・改良を進めている。

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