コーセー、シワ部位と対人印象の関係性を解明

粧業日報 2020年9月29日号 2ページ

カンタンに言うと

  • シワのパーツケアにより一人ひとりの理想の印象へ
コーセー、シワ部位と対人印象の関係性を解明
 コーセーは、顔のシワはその部位によって年齢印象だけでなく、様々な対人印象に影響を与え、人柄の魅力表現に深く関わることを初めて科学的に立証した。

 この結果は印象研究における新たな知見であり、今後の製品およびカウンセリングツールの開発に向けた有用な知見として、第25回日本顔学会大会(2020年10月3・4日、東京)にて発表する。

 シワは年齢印象に大きく影響することから、一般的にエイジング悩みの上位に挙げられる。一方で、シワ部位と対人印象の関係は不明な点が多く、例えば、「目尻のシワは好意的な笑いシワ」「眉間のシワは険しい印象」などシワ部位によって受ける印象の差異は経験的な認識にとどまっていた。

 そこで、複数人の顔特徴を平均化する「平均顔」研究を専門とする北海道情報大学 情報メディア学部 向田茂教授の協力のもと、特殊な画像処理技術を用いて5種類の部位(額・眉間、目尻、目周り、マリオネットライン、ほうれい線)の「シワモデル」を作成し、これを118人の顔特徴を平均化した「平均顔」に重ね合わせることで、「部位別シワ画像」を作成した。

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