化粧品メーカー、使い方提案で新たな価値を創造

C&T 2020年9月15日号 50ページ

カンタンに言うと

  • スキンケア意識の高まりが顕著、メークはアイメークを楽しむ傾向も
  • マスク着用による悩み対応が軸、新たな使われ方で商品の再評価も
化粧品メーカー、使い方提案で新たな価値を創造
 新型コロナウイルス感染拡大とその長期化で、消毒や除菌、手洗いの実施、マスク着用など感染予防対策を目的とした新たな習慣が生活に定着しはじめた。

 生活の変化に、新たな肌の悩みや化粧品のニーズも生まれている。化粧品各社は、新たなニーズに対応する製品開発とともに、既存製品の特性を活かした、コロナ禍での使い方の提案を進め、製品価値を高める動きも広がっている。

 「緊急事態宣言の期間中をピークに、コロナ禍でクチコミ件数は増えている」――。

 そう話すのは、化粧品・美容総合クチコミサイト「@cosme」を運営するアイスタイルの@cosmeリサーチプランナー・西原羽衣子氏だ。

 感染拡大の影響で、外出自粛ムードの高まりや、マスク、消毒アルコール製品の品薄状態が続いたこともあり、インターネットで情報を収集する時間が増えたとの調査結果も出ている。

 同じく@cosmeリサーチプランナーの原田彩子氏は「化粧品市場とリンクしていないのは、サービスを提供する側としてジレンマだが、店舗に行けない状況にあって、匿名で投稿される不特定多数のクチコミの価値が再評価されており、クチコミする側のモチベーションにもなっている」と考察した。

 消費者のクチコミから見えてくるコロナ禍での化粧品のトレンド動向について、話を聞いた。

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