資生堂ジャパン、次世代店頭情報システム S-CORE(エスコア)を導入

粧業日報 2020年10月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 導入店数は約4700店、OMO時代見据えた機能強化で生涯顧客の育成へ
  • 後方業務軽減に伴う応対時間の確保で応対満足度を向上
  • 店頭活動情報の蓄積をベースに接客サービスの質向上へ
資生堂ジャパン、次世代店頭情報システム S-CORE(エスコア)を導入
 資生堂ジャパンは10月13日、次世代店頭情報システム「S-CORE(エスコア)」のローンチに先駆け、記者発表会を開催し、JP ICT部 田口香氏が「『S-CORE』ローンチ」について、専門店・エリア営業本部 専門店部長 初鹿英志氏が「専門店チャネルにおける『S-CORE』活用の狙い」についてそれぞれ説明した。

 資生堂が顧客管理に店頭機器を活用してきた歴史は古く、専門店流通では1989年に「SCOPE」、1998年に「SCOPEⅡ」、2000年代初頭に「Partner21」、2008年に「SCOPEⅢ」、デパート流通では1990年代に「デパートPOS」「LABIT」、2010年前後に「CSS-D」、GMS流通では2000年代に「FOCUS」「CSS-G」といったようにITインフラが進展するのに伴い各業態に順次導入してきた。

 2016年には、業態の垣根を取り払い「B-NOTE」に一本化(チャネル共通化・ハード統合化)。応対ツールと管理機能を集約し、肌測定器との連動を図るなど、進化を続けてきた。

 そして今回の「エスコア」では、「応対サポート」「操作性」「後方業務」「バックアップ・セキュリティ」面での進化を目指し、機能を強化するに至った。

 導入店数は約4700店(うち化粧品専門店3500店)で、デパート・GMSチャネルは2020年11月~2021年2月にかけて、専門店チャネルは2021年6月~2022年3月にかけて順次導入を進める。

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