花王、インドネシアの小規模パーム農園を無償支援

粧業日報 2020年10月23日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 約10年間の支援プログラム「SMILE」をスタート
花王、インドネシアの小規模パーム農園を無償支援
 花王は、パーム油の持続可能なサプライチェーンの構築を目指し、油脂製品製造・販売会社のアピカルグループ、農園会社のアジアンアグリと共同で、インドネシアの小規模パーム農園の生産性向上、持続可能なパーム油に対する認証の取得を支援するプログラム「SMILE」(SMallholder Inclusion for better Livelihood & Empowerment program)を開始する。

 世界のパーム油生産量(約7000万トン)の約6割を占めるインドネシア(約4300万トン)で、生産量の約3割を占める小規模パーム農園は、生産技術に関する情報の不足による低い生産性に加え、貧困や劣悪な生活環境など、さまざまな課題を抱えていることから、その課題解決に向け、3社協働で支援を実施する。

 生産者と対話しながら、生産性向上に向けて農園の管理方法や技術を指導していくほか、収穫量の増大による新規農園開発の抑制、持続可能なパーム油に対する認証の取得支援、生産者の生活の改善・向上を目指す。

 実施期間は、2020年12月~2030年12月までの約10年間で、ESG戦略の重点取り組みテーマの1つである「責任ある原材料調達」の一環として行われる。

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