インテージ、2019年化粧品市場は基礎・メークとも前年並みで推移

週刊粧業 2020年10月19日号 40ページ

カンタンに言うと

  • 今後はウィズマスクの新たなニーズに注目
インテージ、2019年化粧品市場は基礎・メークとも前年並みで推移
 マーケティングリサーチ国内最大手のインテージは、SRI(全国小売店パネル調査)やSLI(全国女性消費者パネル調査)などの様々な保有データを活用し、幅広い業界のクライアント企業に対しマーケティングサポートを展開している。

 今回は、パネルリサーチ事業開発部小売店パネルグループの石原雅人氏と消費者パネルグループの新田真由氏に、2019年度の化粧品市場や新型コロナウイルス感染拡大下における販売動向、今後の市場展望について伺った。

 ――2019年度の化粧品市場はいかがだったでしょうか。

 石原 19年の化粧品業界の市場規模は前年比0.2%減の6070億円で、基礎化粧品(0.6%減)、メークアップ品(0.1%減)ともに前年並みで推移した。

 基礎化粧品の中ではクレンジングが3.6%増と好調で、リニューアルが行われたバームタイプの商品が人気を集め、市場を牽引している。

 一方、昨年1月に施行された中国EC法の影響から、パックが7.9%減と大きく落ち込んでおり、このほか化粧水(1.3%減)や乳液(4.0%減)にも、同様の影響が広がったと考えられる。

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