TPCマーケティングリサーチ、コロナ禍での美容ニーズの変化を指摘

週刊粧業 2020年10月19日号 39ページ

カンタンに言うと

  • 既存品のリソース活用も糸口に
TPCマーケティングリサーチ、コロナ禍での美容ニーズの変化を指摘
 TPCマーケティングリサーチは、市場調査を軸にしたリサーチ機能にコンサルティング機能を融合させた「リサ・リューション」を事業部化してサポート領域を広げている。

 松本竜馬執行役員CMOに、コロナ禍での美容ニーズの変化と、それにともなう市場動向について話を聞いた。

 ――例年以上に予測困難な1年ですが、貴社の20年国内化粧品市場の見通しを聞かせてください。

 松本 20年はコロナ禍の影響で市場全体では前年比10%減で推移すると見込んでいる。

 主要なカテゴリーの推移は、スキンケアが10%減、メークアップが20%減、ヘアケアが2%減、ボディケアが10%強の減少になると見ている。

 ――市場の回復には何が必要だと考えますか。

 松本 コロナ禍での新たな生活様式で、化粧離れの影響が懸念されているが、私はそれほど悲観的に捉えていない。

 今年3月に当社が実施した美容意識に関する調査では、女性の美容に対する意識は下がっていなかった。

 むしろ、化粧行為が面倒だと感じている人は、1年前の調査結果と比べ、6P減少した結果が出るなど、むしろ女性の美容に対する意識は上がってきている。

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