アインファーマシーズ、ベッドタウンへの出店を加速

週刊粧業 2020年10月19日号 30ページ

カンタンに言うと

  • 地方都市への展開も視野に
  • コロナ禍で都市型にダメージ、ベッドタウン進出で新規獲得へ
  • ECサイトでPB展開を加速、オムニチャネル戦略を推進
  • 韓国コスメの人気は盤石、購買にも新たな傾向が
アインファーマシーズ、ベッドタウンへの出店を加速
 アインファーマシーズは女性が1時間楽しめるお店をコンセプトとするコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルぺ」を全国に64店舗(2020年7月現在)展開している。

 「おしゃれに感度の高い20~30代の女性」をターゲットに、一般的なドラッグストアとは一線を画すロケーションや商品構成でロイヤルティの高い顧客づくりを進めてきた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が化粧品業界にも広がった今期は、都市型を中心に出店を続けてきた同社にとって大きな転換点となっている。今回は取締役の石川香織物販事業部長兼商品部長に、今後の展望について話を伺った。


       東急プラザ戸塚店             さんすて岡山店

コロナ禍で都市型にダメージ
ベッドタウン進出で新規獲得へ

 ――今般のコロナ禍は化粧品業界に大きな影響を与えています。

 石川 これまで都市部や商業施設、駅構内を中心に出店を続けてきた当社として、新型コロナウイルスによる影響は小さくない。特に緊急事態宣言下の4、5月は約2/3の店舗が休業となった。

 その一方で、郊外や住宅地の店舗は比較的好調に推移している。9月18日にオープンした「東急プラザ戸塚店」もその一例だ。元々、戸塚駅からほど近い横浜駅に4店舗出店していたため、多少客層が重なることを想定していた。

 しかし、オープン後はほとんどのお客さまが新規顧客で、1つの駅周辺で買い物を済ませたいお客さまがたくさんいらっしゃることがわかった。

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