ツバキスタイル、業界に先駆けて環境対策容器を提案

週刊粧業 2020年10月19日号 26ページ

カンタンに言うと

  • 品質・価格・バリエーションに注目
  • 環境対策樹脂の使用量は業界トップ従来の石油由来樹脂と同価格で提案
  • いち早く環境配慮の取り組みを開始環境に優しい選択でSDGsを実践
ツバキスタイル、業界に先駆けて環境対策容器を提案



 ツバキスタイルは、今のように環境配慮が盛んに叫ばれる以前から、環境対策容器の提案はもちろん、環境にやさしい事業活動にも取り組んできた。

 現在、「目標7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「目標12、つくる責任つかう責任」「目標13、気候変動に具体的な対策を」「目標14、海の豊かさを守ろう」「目標15、陸の豊かさも守ろう」の5つのSDGsを積極的に進めている。

 社内的な取り組みでは省エネルギー化に向け、埼玉工場・九州工場の内外すべてにLED照明を導入。工場棟・事務所棟に直管型LEDランプ搭載ベースライトを968本導入し、約42%の省エネルギー化を達成した。

 また、倉庫棟には水銀灯タイプのLED照明を導入し、電力消費量を半分にまで削減することに成功している。

 さらに、工場・倉庫屋根裏には太陽光パネルの設置と、遮熱塗料への塗り替えを実施した。約4100㎡を遮熱塗料ガイナに塗り替え、その上に1788枚もの太陽光パネルを設置している。

 遮熱塗料と太陽光パネルで建物への日照を遮り、直射日光による建物内の気温上昇を抑えていることで、特に空調の必要性が高まる夏期のエネルギー負担軽減につながっている。

 消費電力の削減や自社内での太陽光発電は、社会全体の課題へ直接的な貢献となっている。未来の世代に美しい地球を残していくため、同社は引き続き「環境対策」と「SDGs」への取り組みを推進していく。
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