ビタミンC60バイオリサーチ、浸透型のモイストフラーレンにたるみ改善の新たな効果を確認

週刊粧業 2020年10月19日号 17ページ

ビタミンC60バイオリサーチ、浸透型のモイストフラーレンにたるみ改善の新たな効果を確認
 ビタミンC60バイオリサーチは、今回のIFSCC2020オンライン学術大会で、東京工科大学・前田憲寿教授と共同研究を行っている浸透型フラーレン(モイストフラーレン)に関する最新データをまとめたポスター発表(Poster₋198)を行う。

 フラーレンをリポソームに内包するモイストフラーレンは、抗酸化力に加えて保湿力や浸透力を兼ね備え、バリア機能の回復促進といった効果がこれまで確認されており共同研究により目の下や下顎の「たるみ改善効果」が確認されている。

 「ポスター発表では、表皮レベルでどのようにたるみ改善にアプローチしたのか、そのメカニズム解析を紹介する」(伊藤雅之研究開発本部マネージャー)

 同社では10月1日、フラーレン化粧品原料売上№1のラジカルスポンジを、植物由来フラーレンの「ラジカルスポンジN」にリニューアルした。

 同日には、メーク製品に最適なパウダー状の「ヴェールフラーレンN」、日やけ止め専用の「サンガードフラーレンN」、ヘアケア専用の「ヘアシャイニーフラーレンN」も発売した。

 いずれも従来のフラーレンと同等の機能性を持ち、同じように処方が可能だ。4月に先行発売した「リポフラーレンN」は、新規採用が着実に増えているという。
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