ホシケミカルズ、コロナ×コスメをテーマに製品開発めざす

週刊粧業 2020年10月19日号 15ページ

ホシケミカルズ、コロナ×コスメをテーマに製品開発めざす
 化粧品・医薬部外品・健康食品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、「コロナ×コスメ」を研究テーマに掲げ、ニューノーマル時代のニーズに対応した製品開発を進めている。

 マスク荒れに対応したスキンケア製品では、承認済み医薬部外品ODMシリーズ「薬用クリアフォーム」の受注を8月末より開始した。

 同品は、アクネ菌の繁殖を抑制してニキビを防ぐことに加え、気になる毛穴の目立ちからニキビ跡までケアできる洗顔フォームで、ニキビケアだけでなくマスクの長時間着用による蒸れや摩擦からくるマスク荒れのケアも訴求できるという。

 「人の手を介して販売していたクライアントが急速にECへとチャネルが切り替わっている。それに伴い、これまで化粧品で販売していたものを、広告で効果・効能を訴求するため医薬部外品へ見直す動きが活発化している。時流に応じたこうした製品の開発を今後も続けていく」(企画開発室広報 平地祥子氏)

 製品開発ではこのほか、塩化ベンザルコニウムを有効成分としたジェル剤型の消毒剤(指定医薬部外品)の受注を新たに開始した。

 また、アルコール不足の状況を踏まえ、消毒にスキンケアの概念を追加しアルコール配合量を抑えた製品の開発に取り組むほか、ノンアルコール設計での研究開発も進めているという。

 「スキンケアとメークアップでいずれも専門の研究員が在籍し、最近では各スタッフの交流によって新たな製品群も生まれてきている。研究員の増員も行っており、今後も積極的に採用活動を進めていきたい」(平地氏)
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