Prédia Island trip、静岡駅直結のパルシェ本館1階に出店

週刊粧業 2020年10月19日号 8ページ

カンタンに言うと

  • ブランド拠点として認知拡大図る

Prédia Island trip、静岡駅直結のパルシェ本館1階に出店
 静岡エリアを中心に8店舗の化粧品専門店を展開するマサモリ(本社=静岡県葵市)は9月16日、コーセーと共同で、静岡駅ビル「パルシェ本館1階」に化粧品専門店向けブランド「プレディア」初のコンセプトショップ「Prédia Island trip(プレディアアイランドトリップ)」をオープンした。

 白を基調に青がアクセントカラーとなった店内は、ブランドサイトの人気コンテンツ「プレディア島」を再現したリゾート感溢れる空間となっている。ブランドの世界観を発信する拠点と位置づけ、新客との接点創出を目指していく。

 店舗の運営はマサモリが行い、コーセーのビューティーコンサルタントとともに、顧客一人ひとりに向き合ったカウンセリングを展開する。

 マサモリの正守道夫社長と、コーセーのプレディアセレクティブブランド事業部企画部販売企画課の田嶋浩然氏、経営企画部コーポレートコミュニケーション室広報課の佐藤仁美氏に話を伺った。

ブランド誕生24周年目に
初のコンセプトショップ展開

 コーセーが展開する「プレディア」は1996年、「Sea&Spa」をコンセプトに海を起源とするナチュラルヒーリングブランドとして誕生した。

 ブランド開発では、生体に近いミネラルバランスの「海」と、美と健康のため、欧州で古くから親しまれてきた温泉水のメソッドに着目。約60種類に及ぶ豊富なミネラル成分を含んだ海洋深層水と、肌へのケア効果が高い温泉水を配合した化粧品専門店専用ブランドとして、発売以来多くの顧客に支持されてきた。

 ただ、化粧品専門店に来店する高齢層を中心に支持を受ける一方、20~30代といった若年層への認知には課題が残っていた。

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