キリン堂HD20年度第2四半期、コロナ関連・夏物商品が好調で大幅増益

粧業日報 2020年10月30日号 4ページ

キリン堂HD20年度第2四半期、コロナ関連・夏物商品が好調で大幅増益
 キリン堂ホールディングス(寺西豊彦社長)の20年度第2四半期連結決算(3~8月)はコロナ関連商品に加え、6月以降、夏場商品が好調に推移したことで、大幅増益となった。

 売上高は6.3%増の704億1400万円、営業利益は131.0%増の29億5700万円、経常利益は92.4%増の33億4400万円、四半期純利益は131.2%増の19億0100万円である。

 既存店前年比は客数7.0%増、客単価0.2%減の6.9%増だった。第1四半期期間(3~5月)はコロナ禍で感染予防商材や巣ごもり需要で食品が好調だった一方、シーズンの花粉症関連商品は低調だった。

 第2四半期期間(6~8月)はコロナ関連商品に加え、猛暑で飲料、殺虫剤、皮膚治療薬、熱中症対策商品が好調に推移した。

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