エヌ・ピー・ラボ、価格・品質・短納期を武器にコロナ禍も安定成長

週刊粧業 2020年11月2日号 11ページ

エヌ・ピー・ラボ、価格・品質・短納期を武器にコロナ禍も安定成長
 今年7月に会社設立20周年を迎えたエヌ・ピー・ラボは、今期も売上が安定的に推移している。

 コロナ禍については「若干の影響はあった」(菊地正仁代表取締役)としながらも、同社の強みである品質と価格を武器に堅調な受注を獲得している。

 韓国最大の真空乳化機専門メーカー宇元(WooWon)の日本総代理店である同社は、真空乳化装置をはじめとする高品質な製造機器をリーズナブルな価格で提供している。

 また、オーバーホールやメンテナンス等のアフターフォローにもスピーディーに対応できる点も継続的な受注につながっている。

 特に、同社ではヒアリングから設計、納品、メンテナンスに至るまで1案件に対し1名の専門担当者がワンストップで業務を遂行することで納品内容の短納期を実現している。

 ヒアリング後は、韓国の工場で機械を製造し、顧客ニーズに最適化された機械を提供できる。

 今般のコロナ禍に加え、近年の大手メーカーを中心とする内製化の加速による影響が業界各所に表れている。こうした中でも、同社の価格や品質、アフターフォローといった強みが奏功し、安定的な売上を実現できているという。

 創業後20年間、堅調な業績をキープできている要因を「信頼の積み重ね」と菊地代表は語る。価格や品質に加え、納入後の手厚いフォローや情報提供によって顧客からの信頼を育んできたことが、着実な納品実績に結びついている。

 今年2月に開催された医薬・化粧品業界の専門技術展「第6回インターフェックス 大阪」では、アジホモミキサーを紹介した。

 従来不可能だった高粘度の原料も処理することができるようになったほか、真空乳化槽内の液体の動きや色彩変化をモニターで目視確認できるようになり、データとして記録することも可能になった。
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