ポーラ、肌の潜在力高めるには「喫煙」「紫外線」「お酒」に注意

訪販ジャーナル 2020年11月9日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 表皮・真皮・皮下組織の10年後のポテンシャルをAI技術を用いて解析
ポーラ、肌の潜在力高めるには「喫煙」「紫外線」「お酒」に注意
 ポーラは、パーソナライズドサービスブランド「APEX」の肌分析結果16万8878件(2019年7月1日~2020年6月30日)をもとに、ライフスタイル項目にチェックをつけた人とつけなかった人とで、ポテンシャル分析で予測した表皮・真皮・皮下組織それぞれの状態をあらわす「1:悪い~5:良い」の5段階のスコア分布に有意な差があるかどうかを調査した。

 各グループのスコア分析表に関してχ2検定を行ったところ、「喫煙」「紫外線によくあたる」「お酒をよく飲む」の項目でグループ間に有意差が認められた。

 ポテンシャル分析では、計14秒の動画から、170万個以上の特徴量を抽出し、AI技術を活用して構築した推定式を用い、表皮・真皮・皮下組織の各層の状態を分析して、これら3つの肌状態を知ることで、表皮・真皮・皮下組織が、この先きちんと機能を発揮できるかどうかや5年後、10年後のために今から高めておくとよい力を予測した。

 具体的には、表皮ポテンシャルで「うるおいを保ち、透明感ある角層を生み出す可能性」、真皮ポテンシャルで「ハリや弾力ある真皮を生み出す可能性」、皮下組織ポテンシャルで「クッション性のある皮下組織を維持する可能性」について推測した。

 各ポテンシャルに影響を及ぼすライフスタイルについて分析した結果、表皮ポテンシャルは「喫煙」、真皮ポテンシャルは「紫外線によくあたる」、皮下組織ポテンシャルは、「喫煙」「紫外線によくあたる」「お酒をよく飲む」が、それぞれのポテンシャルにとって気をつけるべきライフスタイルであることが示唆された。
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